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 たいへん上品な貴婦人 

たいへん上品な貴婦人に、道をきかれました。

「税務署はどこですか? 確か、このあたりだと思ったのですが、、」

「あー、それなら、駅前に移ったんですよ。 そこの坂を登っていったところです。」

「そうで、ござーますか、御親切にどうも、、」

「いえ、どういたしまして、さようなら!」

「さようなら」

と、いう何気ないふれあいでした。

たいへん上品な貴婦人
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